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Vol.6 根管治療をしても歯茎の腫れが治らなかったのが、精密再根管治療で改善したケース

2025年7月29日

歯茎が膿んで腫れ、根管治療を続けてもなかなか治らないため、他院から当医院に転院されました。根の先に膿が見られましたが、膿の大きさが大きく歯根破折も考えられるケースでした。歯根破折(歯が割れている)をしていると根管治療を続けても膿は良くなりません。通常、歯根破折は抜歯になることが多いです。
顕微鏡にて根管をチェックしたところ、歯根破折のヒビが観られなかったので、歯茎の腫れが良くならないのは根管治療の不備が原因と考えられました。そこで、ラバーダム防湿下で精密再根管治療を行ったところ、歯茎の腫れも無くなり膿の消失が得られました。

初診時のCT画像です。

矢印の先に膿の影がみられます。膿の影が大きく歯根破折(歯が割れている)も考えられるケースです。

顕微鏡下で破折が確認できなかったので、再根管治療を行いました。

精密再根管治療の6ヶ月後のCT画像です。根管治療前にあった、歯茎の腫れも無くなり膿の影が消失しました。

歯根破折は、わかりにくいためいつまでも治療を続けてしまうことがあります。破折の診断には特に顕微鏡が必要です。
膿が大きく歯根破折が疑われるケースでも、すぐには抜歯せず根管治療の得意な歯科医院に相談することをお勧めします。そうすれば、正しい診断ができ、抜歯しないで済むかもしれません。

《主な副作用》
ラバーダム防湿が必要になり、開口時間が長くなります。歯科用顕微鏡による精密根管治療は、肉眼や拡大鏡では見えないところ(治療が不十分であった部分)が見えるようになるため、なすべき治療が増えるので治療時間や治療日数がかかります。

《治療期間》
おおよそ、3~5日(1回1時間の目算です。)

《治療費》
根管治療費(消費税込み):前歯132,000円、小臼歯154,000円、大臼歯 176,000円 (根管治療費以外に別途、被せ物・土台除去、隔壁作成の費用がかかることがあります。詳細は、お問い合わせください。)

>>より詳しい情報は、当院の根管治療ページでご案内しておりますので、あわせてご覧ください。

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