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症例で見る精密根管治療

Vol.28 上手く根管充填されているように見えても根管治療が失敗していたケース

他の歯の治療でCTを撮影したところ膿が見つかったケースです。特に痛みや歯茎の腫れもなく、ご本人は膿の存在に気づかれていませんでした。下顎第一大臼歯にある二本の根の両方に膿がみられました。根管充填は二本とも必要なところまで届いていましたが、両方とも根の先に膿ができていました。根管の消毒不足による感染の残存、またはコロナルリーケージによる根管の再感染が考えられました。
精密根管治療により、膿の改善をはかりました。

下顎第一大臼歯の初診時のCT画像です。

赤い矢印の先に膿の影がみられます。二本の根の両方に膿がみられ、両方の膿を改善しなければいけません。

精密根管治療を行いました。画像は根管充填時のレントゲン写真です。

6カ月後の経過観察時のCT画像です。矢印の先にあった膿の影が消え、歯槽骨が再生しています。

痛みや歯茎の腫れもなく、ご本人は膿の存在に気づかれておらず、CT撮影で偶然膿が見つかることも多いです。本ケースは、一本の歯にある両方の根に膿があり、両方治らないと被せ直しができないケースです。根管治療は、その後の被せ物治療にも影響を及ぼしてしまうので、とても責任の高い治療です。根管治療の重要性をご理解いただけたらと思います。

《根管治療の主な副作用》
ラバーダム防湿が必要になり、開口時間が長くなります。歯科用顕微鏡による精密根管治療は、肉眼や拡大鏡では見えないところ(治療が不十分であった部分)が見えるようになるため、なすべき治療が増えるので治療時間や治療日数がかかります。

《治療期間》
おおよそ、3〜5日(1回1時間の目算です。)

《治療費》
精密根管治療費(消費税込み):前歯132,000円、小臼歯154,000円、大臼歯 176,000円 (根管治療費以外に別途、被せ物・土台除去、隔壁作成の費用がかかることがあります。詳細は、お問い合わせください。)

>>より詳しい情報は、当院の根管治療ページでご案内しておりますので、あわせてご覧ください。

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根管治療・顕微鏡歯科治療専門 歯科医岡野 眞

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