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Vol.38 下顎第一大臼歯の近心根に膿がみられたケース

2025年11月13日

下顎第一大臼歯の近心根の根の先に膿がみられました。近心根の根管は、一本だけでしたが根管からフィンという筋状の根管形態がありました。フィンには取り残された神経の死骸が存在し、それが腐敗して感染が根管全体に拡がることにより膿ができていることが考えられました。

下顎第一大臼歯の矢状断のCT画像です。

矢印の下顎第一大臼歯の近心根の先に膿の影がみられます。

下顎第一大臼歯の近心根の冠状断のCT画像です。

矢印の下顎第一大臼歯の近心根の先に膿の影がみられます。近心根の根管は一本だけでした。

膿を改善するため精密根管治療を始めたところ、近心根の根管はフィンがあり、そこに腐敗した神経が残存していました。顕微鏡下でフィンを削除し根管を隅々まで清掃しました。
画像は、根管充填時のレントゲン写真です。根の先までしっかり根管充填されています。

精密根管治療6カ月後の経過観察時の矢状断のCT画像です。下顎第一大臼歯の近心根の根の先にあった膿の影が消失し歯槽骨が再生しています。

精密根管治療6カ月後の経過観察時の冠状断のCT画像です。下顎第一大臼歯の近心根の根の先にあった膿の影が消失し歯槽骨が再生しています。根管は、フィンを除去・清掃され幅広く拡大されているのが分かります。

根管が一本の単純な形態をしていたとしても、根管からフィンという筋状の根管が伸び、そこの神経組織が取り残されて腐敗し膿の原因になっていることがあります。根管の中に感染を残さないようにするため、根管治療はCT画像と歯科用顕微鏡による根管形態の把握が重要になります。

《根管治療の主な副作用》
ラバーダム防湿が必要になり、開口時間が長くなります。歯科用顕微鏡による精密根管治療は、肉眼や拡大鏡では見えないところ(治療が不十分であった部分)が見えるようになるため、なすべき治療が増えるので治療時間や治療日数がかかります。

《治療期間》
おおよそ、3~5日(1回1時間の目算です。)

《治療費》
精密根管治療費(消費税込み):前歯132,000円、小臼歯154,000円、大臼歯 176,000円

>>より詳しい情報は、当院の根管治療ページでご案内しておりますので、あわせてご覧ください。

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