岡野歯科医院
精密根管治療専門【武蔵小杉駅徒歩1分】完全予約制・自由診療TEL.044-711-8241
役立つ歯のコラム 役立つ歯のコラム 無料お悩み相談 無料お悩み相談

症例で見る精密根管治療

Vol.7 痛みが無くても小臼歯2本が膿んでいたケース。膿があっても必ずしも痛みが出たり歯茎が腫れたりするとは限りません。

むし歯の治療中に他の歯の膿が見つかりました。2本の歯の根の先に膿があったのですが痛みはなく、ご本人は気が付かれていませんでした。レントゲン画像で膿らしい影がレントゲン写真で見られ、2本ともに根管充填が根の先まで足りておらず、根管治療不足によって膿んでいると判断しました。CT画像で根管が石灰化して塞がっていることが予想されました。ラバーダム防湿、歯科用顕微鏡下でCT画像を参考にしながら石灰化を除去し、再根管治療の6ヶ月後に膿の消失を認めました。

根管治療前に撮影したCT画像です。歯根の中央くらいまでしか根管充填されていませんでした。

赤い矢印の先に膿の影が認められます。石灰化によって根管が塞がっていたため、根管の途中までしか根管充填できなかったことが考えられます。しかし、石灰化で根管が塞がっているように見えても細菌は侵入していきます。

根管の石灰化を除去し根の先まで根管充填を行いました。

精密再根管治療の6ヶ月後のCT画像です。2本とも根の先にあった膿の消失を認めることができました。

今回のような、根管が石灰化で塞がっているのにも関わらず、根の先に膿ができてしまっている、再根管治療の難症例でも経験と技術が伴えば治すことができます。
再根管治療が難しく、手術や抜歯が必要と診断されても、根管治療の得意な歯科医院に相談してみてください。そうすれば、手術や抜歯を免れるかもしてません。

歯科医師

日本では根管治療の成功率が30~50%とされる中、

当院の根管治療の成功率は98.7%・・・・・・・
膿が再発するケースはほぼ100%ありません。

日本顕微鏡歯科学会認定 歯科医岡野 眞

歯科医師プロフィール 無料お悩み相談