精密根管治療を受けようか迷っている方も多いと思います。根管治療とはどういう治療なのか。当医院で行われている精密根管治療の実際を説明します。
下の画像は、根管治療されていた大臼歯の初診時のCT画像です。根の先には根尖病変の炎症像は特にみられませんでした。他の歯の治療後の経過観察中に膿ができてきたケースです。根管治療が必要になったので、通法通り再根管治療を行い、膿は改善しました。
最初に膿が見あれなくても、後から膿んでくることもあるので、根管治療をしてあって膿がみられなかったケースでも、被せ直しをする際には、事前に再根管治療をしておいた方が良いです。
特に、被せ直しをする歯は、最初に膿がみられなくても後から膿んでくることがあるので、予防的に根管治療をやり直しておいた方が無難です。当医院では、すでに根管治療されている歯の被せ直しをする場合は、膿がみられなくてもあとで困らないように根管治療のやり直しを必ずするようにしています。
《主な副作用》
ラバーダム防湿が必要になり、開口時間が長くなります。歯科用顕微鏡による精密根管治療は、肉眼や拡大鏡では見えないところ(治療が不十分であった部分)が見えるようになるため、なすべき治療が増えるので治療時間や治療日数がかかります。
《治療期間》
おおよそ、3~5日(1回1時間の目算です。)
《治療費》
根管治療費(消費税込み):前歯132,000円、小臼歯154,000円、大臼歯 176,000円 (根管治療費以外に別途、被せ物・土台除去、隔壁作成の費用がかかることがあります。詳細は、お問い合わせください。)

全国で11名の歯科医師のみ、
日本で最も厳しい顕微鏡歯科基準をクリア
顕微鏡歯科ネットワークジャパン認定医・日本顕微鏡歯科学会認定医
根管治療・顕微鏡歯科治療専門 歯科医岡野 眞