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Vol.10 根管治療が不足で上顎洞(副鼻腔)に隣接して膿ができていたケース

2025年8月20日

上顎第二大臼歯の根管治療がうまくいっておらず、根の先に膿ができていました。膿は上顎洞に隣接し歯性上顎洞炎(副鼻腔炎)を起こしてもおかしくないケースです。
精密再根管治療により根の先にできていた膿は消失し、歯性上顎洞炎に至らずに済みました。

初診時のCT画像です。根管治療不足で根管充填が根の先まで足りていません。

矢印の先が根の先にできている膿です。膿は上顎洞という副鼻腔に接しています。ここから上顎洞に炎症が波及したり、膿が上顎洞にあふれ出てもおかしくない状態です。

精密再根管治療を行い、根管充填が完了しました。

精密再根管治療完了6ヶ月後のCT画像です。

根の先にあった膿が消えています。ここから、精密被せ物治療に入ることができるようになりました。

精密再根管治療により根の先にできていた膿が改善し、上顎洞への炎症の波及も防ぐことができました。

《主な副作用》
ラバーダム防湿が必要になり、開口時間が長くなります。歯科用顕微鏡による精密根管治療は、肉眼や拡大鏡では見えないところ(治療が不十分であった部分)が見えるようになるため、なすべき治療が増えるので治療時間や治療日数がかかります。

《治療期間》
おおよそ、3~5日(1回1時間の目算です。)

《治療費》
根管治療費(消費税込み):前歯132,000円、小臼歯154,000円、大臼歯 176,000円 (根管治療費以外に別途、被せ物・土台除去、隔壁作成の費用がかかることがあります。詳細は、お問い合わせください。)

>>より詳しい情報は、当院の根管治療ページでご案内しておりますので、あわせてご覧ください。

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